71万人のアルファブロガー


http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0612/21/news082.html
itmediaのサイトから引用させていただきます。野村総合研究所が行った調査によると、 アルファブロガーは710,000人いるということです。

・アルファブロガー──3要素とも頻度が高い。Webによる情報の収集発信・コミュニケーションを非常に重視(71万人)

・情報発信ブロガー──更新と閲覧が高頻度。ブログを純粋に情報発信のツールに位置付けている(97万人)

・自己完結ブロガー──更新が高頻度。日記として、情報蓄積ツールとしてブログを活用(53万人)

・情報探求ブロガー──閲覧とコメント・トラックバックが高頻度。意志決定の際にWeb上の情報を探し、コメントも書き込んで情報の真偽性を問うタイプ(40万人)

・熱烈読者ブロガー──閲覧が高頻度。ブログを情報メディアとして重視しているが、ブログの各機能は使いこなせていない(258万人)

・駆け出しブロガー──3要素とも頻度が低い。一般的なネットユーザーであり、ライトユーザーが多いが、熱烈読者になる可能性も(481万人)


いったいアルファブロガーって定義はなんなのでしょうか。 そして宣伝されてるアルファブロガーと、宣伝されてないアルファたちの違いはなんなのでしょうか。 アルファブロガーという肩書きは肩書きとして利用できるものなのでしょうか。 アルファブロガーの○○さんという紹介は通用するものなのでしょうか。

アルファブロガーの始まりのニューズウィークの出典


http://www.kotono8.com/2004/12/23alpha-blogger.html
上記のサイトにFPNが引用したニューズウィーク誌の翻訳があります。 日本で選ばれてるアルファブロガーとaリストブロガーとは別のものですし、 記事に書かれてるものと選ばれたものが同一の種類であるわけでもないので、 あまり参考にはなりませんが、資料として引用させていただきます。
このサイトに書かれてるとおり、アルファブロガーの最初の紹介は、
「毎日20,000もの影響力のある読者に読まれている」
でした。webarchiveのサイトなどで調べても、当初はこの定義で何度も紹介されているのが確認できます。
ところが「毎日20,000もの影響力のある読者に読まれている」ブロガーの定義は消されることになります。 消されたきっかけが、この翻訳記事にありました。 「少しニュアンスが違う」との指摘をうけて、定義が修正がされたわけです。

アルファブロガーの定義は最初から迷走しているのです。
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目次
仕組まれた錯覚
アルファブロガーなくして成り立たない
アルファブロガーは会員制社交クラブ!?
アルファブロガーアワードは内輪のイベント?
71万人のアルファブロガー
アルファブロガーの始まりのニューズウィークの出典
Japan Blog Awardの残念な結果

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